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乳歯列期からの子供の矯正歯科

子供の頃から矯正することのメリット

この時期は、骨の成長にとってとても大事な時期です。何かのきっかけで、その調和を早い時期から気をつける(予防する)事で、問題を大きくしないことにもつながります。

治療の開始時期を見定めるには、長年の専門的な経験や知識が必要です。もちろんすべての方に、積極的な治療が必要ではありません。 この時期には、これから生えてくる大人の歯(永久歯)をできるだけいい方向に生えるように、またむし歯をつくらないような予防法の対策をしていく大事な時期です。
装置もできるだけシンプルなトラブルの少ないものを使用していきます。

主に、乳歯列時期の治療は、今後の顎の正常な発育ならびに正しい咬み癖をつける上でとても重要です。治療の必要性ならびに開始年齢については、矯正歯科医から十分に説明を受けた上で御判断下さい。

※当初、乳歯列期の検査診断費用の低額設定は無く、その分、治療費は今よりも安く設定していました。以下の症例の中には、過去の料金設定のケースもありますので、ご了承ください。
現在は、未就学のお子さんの検査診断費用は22,000円(税込)と、一般の検査費用よりも低額に設定しています。尚、乳歯列時期はレントゲン検査が行えないこともあり、その場合は検査実施時点で検査費用をご請求いたします。

3歳6ヶ月の女のお子さんの治療例です。

この症例は、上顎と下顎の左右の幅が合っていません。それに伴い、左側が通常とは逆の咬み合わせをしています。その結果、上の歯の正中と下の歯の正中でかなりズレてしまっています。

交差咬合の治療例:お子さん治療前
交差咬合の治療例:お子さん治療後
  • 主訴:一部が反対咬合になっている
  • 診断名あるいは主な症状:交差咬合
  • 年齢:3歳6ヶ月 女子
  • 治療に用いた主な装置:プレート装置(床装置)
  • 抜歯部位:非抜歯
  • 治療期間:6ヶ月(通院回数 10回)
  • 治療費概算(自費):総額 187,000円(税込)
  • 内訳・・・相談ならびに検査費用55,000円(税込)、治療費用132,000円(税込/分割・無利息)
  • リスクと副作用
  •  個人差はありますが、初めて装置を付けた時は違和感や不快感、痛みなど生じることがあります。
     治療前後の比較で、歯根が吸収して短くなることがあります。
     ごく稀に、歯と骨が癒着して歯が動かないことがあります。
     歯を動かすことにより、歯肉の退縮やブラックトライアングルが見られる場合があります。
     矯正装置を外した後、適切に保定装置を使用しないと「後戻り」を生じる可能性があります。

4歳8ヶ月の女のお子さんの治療例です。

受け口を主訴に来院されました。マウスピース型の歯列矯正用咬合誘導装置を自宅のみ(主に就寝時)使用していただき、治療開始3ヶ月後の変化です。

受け口の治療例:お子さん治療前
受け口の治療例:お子さん治療後
  • 主訴:子供の受け口が心配
  • 診断名あるいは主な症状:反対咬合
  • 年齢:4歳8ヶ月 女子
  • 治療に用いた主な装置:マウスピース型の歯列矯正用咬合誘導装置
  • 抜歯部位:非抜歯
  • 治療期間:1年(通院回数 12回)
  • 治療費概算(自費):総額 209,000円(税込)
  • 内訳・・・相談ならびに検査費用 22,000円(税込)、治療費用 165,000円(税込/ 分割・無利息)、経過レントゲン費用 22,000円(税込)
  • リスクと副作用
  •  個人差はありますが、初めて装置を付けた時は違和感や不快感、痛みなど生じることがあります。
     治療前後の比較で、歯根が吸収して短くなることがあります。
     ごく稀に、歯と骨が癒着して歯が動かないことがあります。
     歯を動かすことにより、歯肉の退縮やブラックトライアングルが見られる場合があります。
     矯正装置を外した後、適切に保定装置を使用しないと「後戻り」を生じる可能性があります。

7歳8ヶ月の男のお子さんの治療例です。

受け口と乱ぐい歯で来院されました。マウスピース型の歯列矯正用咬合誘導装置で矯正治療を行いました。

反対咬合、乱杭歯の治療例:お子さん治療前
反対咬合、乱杭歯の治療例:お子さん治療後
  • 主訴:受け口と乱ぐい歯が気になる
  • 診断名あるいは主な症状:反対咬合・叢生・乱杭歯
  • 年齢:7歳8ヶ月 男子
  • 治療に用いた主な装置:マウスピース型の歯列矯正用咬合誘導装置
  • 抜歯部位:非抜歯
  • 治療期間:3年4ヶ月(通院回数 24回)
  • 治療費概算(自費):総額 506,000円(税込)
  • 内訳・・・相談ならびに検査費用 55,000円(税込)、治療費用 385,000円(税込/ 分割・無利息)、経過レントゲン費用 22,000円×3=66,000円(税込)
  • リスクと副作用
  •  個人差はありますが、初めて装置を付けた時は違和感や不快感、痛みなど生じることがあります。
     治療前後の比較で、歯根が吸収して短くなることがあります。
     ごく稀に、歯と骨が癒着して歯が動かないことがあります。
     歯を動かすことにより、歯肉の退縮やブラックトライアングルが見られる場合があります。
     矯正装置を外した後、適切に保定装置を使用しないと「後戻り」を生じる可能性があります。

7歳9ヶ月の男のお子さんの治療例です。

すきっ歯で上の中央の歯に隙間があり、乱ぐい歯でした。

正中離開、乱杭歯の治療例:お子さん治療前
正中離開、乱杭歯の治療例:お子さん治療後
  • 主訴:すきっ歯の歯並びが心配
  • 診断名あるいは主な症状:正中離開、乱杭歯
  • 年齢:7歳9ヶ月 男子
  • 治療に用いた主な装置:マウスピース型の歯列矯正用咬合誘導装置
  • 抜歯部位:非抜歯
  • 治療期間:2年6ヶ月(通院回数 24回)
  • 治療費概算(自費):総額 506,000円(税込)
  • 内訳・・・相談ならびに検査費用 55,000円(税込)、治療費用 385,000円(税込/ 分割・無利息)、経過レントゲン費用 22,000円×3=66,000円(税込)
  • リスクと副作用
  •  個人差はありますが、初めて装置を付けた時は違和感や不快感、痛みなど生じることがあります。
     治療前後の比較で、歯根が吸収して短くなることがあります。
     ごく稀に、歯と骨が癒着して歯が動かないことがあります。
     歯を動かすことにより、歯肉の退縮やブラックトライアングルが見られる場合があります。
     矯正装置を外した後、適切に保定装置を使用しないと「後戻り」を生じる可能性があります。

7歳10ヶ月の女の子の治療例です。

前歯がかみ合わず、上下前歯の間に隙間があります。舌で前歯を押し出す癖があります。

開咬、舌突出癖の治療例:お子さん治療前
開咬、舌突出癖の治療例:お子さん治療後
  • 主訴:前歯が閉じない、舌癖がある
  • 診断名あるいは主な症状:開咬、舌突出癖
  • 年齢:7歳10ヶ月 女子
  • 治療に用いた主な装置:マウスピース型の歯列矯正用咬合誘導装置
  • 抜歯部位:非抜歯
  • 治療期間:年(通院回数回)
  • 治療費概算(自費):総額 484,000円(税込)
  • 内訳・・・相談ならびに検査費用 55,000円(税込)、治療費用 385,000円(税込/ 分割・無利息)、経過レントゲン費用 22,000円×2=44,000円(税込)
  • リスクと副作用
  •  個人差はありますが、初めて装置を付けた時は違和感や不快感、痛みなど生じることがあります。
     治療前後の比較で、歯根が吸収して短くなることがあります。
     ごく稀に、歯と骨が癒着して歯が動かないことがあります。
     歯を動かすことにより、歯肉の退縮やブラックトライアングルが見られる場合があります。
     矯正装置を外した後、適切に保定装置を使用しないと「後戻り」を生じる可能性があります。

8歳6ヶ月の女の子の治療例です

かみ合わせの不具合などにより、下の歯の反対咬合で来院されました。

外傷性咬合の治療例:お子さん治療前
外傷性咬合の治療例:お子さん治療後
  • 主訴:かみ合わせが悪く、反対咬合がある
  • 診断名あるいは主な症状:外傷性咬合
  • 年齢:8歳6ヶ月 女子
  • 治療に用いた主な装置:マウスピース型の歯列矯正用咬合誘導装置
  • 抜歯部位:非抜歯
  • 治療期間:年(通院回数回)
  • 治療費概算(自費):総額 506,000円(税込)
  • 内訳・・・相談ならびに検査費用 55,000円(税込)、治療費用 385,000円(税込/ 分割・無利息)、経過レントゲン費用 22,000円×3=66,000円(税込)
  • リスクと副作用
  •  個人差はありますが、初めて装置を付けた時は違和感や不快感、痛みなど生じることがあります。
     治療前後の比較で、歯根が吸収して短くなることがあります。
     ごく稀に、歯と骨が癒着して歯が動かないことがあります。
     歯を動かすことにより、歯肉の退縮やブラックトライアングルが見られる場合があります。
     矯正装置を外した後、適切に保定装置を使用しないと「後戻り」を生じる可能性があります。

保護者の皆さまからのご質問にお答えします

せっかく治療しても後戻りしないか心配

歯は生涯通じて移動するものです。治療も良い状態なったからといって安心ではありません。継続した観察が必要になります。

乳歯の歯並びが悪くても、生え変わるからそのままで大丈夫?

どの時期にもその年齢での良いかみあわせがあります。乳歯列においてもかみあわせに気を配る事は、生え変わった永久歯とってもより良い状態に近づく事につながります。

受け口は早めの治療が大切と聞いたけど、本当?

受け口は、上の顎にとっては後ろへ押し込める力、下の顎にとってはさらに前へ突き出す力となり顎顔面の成長において、さらなる不調和につながる場合があります。

子供が矯正歯科を始めたので、親としてどんなことに気をつけてあげればいいの?

とにかく励ましてあげて下さい。また、むし歯予防に気を使ってあげて下さい。